光と、闇と、レンブラント
2011年 06月 13日
上野の西洋美術館で開催されていた展覧会です。
またまた会期ギリギリで、見てきました。
今回は、多数の版画作品も展示されていて、
「光と影の画家」と言われる、レンブラントの才能をたっぷり堪能出来ました。
当時の東インド会社によって、オランダにもたらされた日本の和紙が
レンブラントの版画にたくさん使われていました。
西洋紙に比べると、色合いも柔らかく、微妙な光のコントラストを感じることができます。
東洋の小さな島国の紙が、長崎の出島から海を渡り、
オランダの天才画家に愛されていたのだと思うと、
400年近い時空を超えた再会のようにも感じられ、感慨深いものがあります。
そして、レンブラントの才能は、私たちの想像をはるかに超えていたことを
あらためて知らされます。
by poco_a_poco_2008
| 2011-06-13 08:35
| 展覧会
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